聴覚障がい者向けの聞こえないを支援するライブ字幕を提供する全国でもまれな企業。
2015年に仙台で開催された国連防災世界会議のメイン会場のライブ字幕を担当したほか、多くの講演会・セミナーで実績がある。また、開かれた議会を実現することを目指している、佐賀県武雄市議会、東京都千代田区議会、東京都港区議会、福井県議会、京都府議会で本会議・委員会などの実況を字幕で提供している議会がある。また、聴覚障害学生が在籍する大学・高校の授業でも多く利用されており、聴覚障害学生の勉学に役立っている。
また、聴覚障がい者が使えない社会インフラが電話であるが、かけ先の音声をリアルタイムに文字化することで、電話の使用を可能にしている。
これらの対応は、音声認識などのシステムではなく、手作業で実現しているところが弊社の独自性があり、その正確性とスピードで昨今は海外からの引き合いも増えてきている。
そういったライブ字幕を実現するためにタイピングスピードのトレーニングを欠かさず行っているスペシャリストの社員集団です。

社内の最低賃金は、県の最低賃金よりも必ず30円以上になるように設定している。
また、スキルアップに対して資格制度を取り入れており、資格に応じた手当を支給している。
現在、資格制度としては、公共の試験（速記検定、文字起こし技能テスト）を採用しており、受験料はすべて会社持ちで、希望者は受験でき、速記検定では、5級合格で3,000円、4級合格で5,000円、3級合格で7,500円が合格後毎月の給与で支給されます。また、文字起こし技能テストは、1000点満点中、600点以上で2,000円、700点以上で3,000円、800点以上で5,000円、900点以上で7,500円が同じく毎月支給されます。
これにより、スキル向上を実現すると、所得も向上するということで、社員のスキルアップへのモチベーションを後押ししている。
この制度は、正社員だけではなく、契約社員やパート社員にも適用されているため、時給の向上に一役買っている。
現時点では、速記検定　3級合格者4名、4級合格者26名、5級合格者19名、文字起こし技能テスト　600点以上10名、700点以上9名、800点以上7名、900点以上15名となっている。